高知県須崎市大谷214-8
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野見湾

野見湾

地形

カンパチ養殖発祥の地と言われる野見湾は、土佐湾沿岸では珍しくリアス式形状の地形に恵まれ、高知県有数の養殖生産地となっています。 入り江となっており、外洋の影響を受けにくい静寂な湾ですが、近くを黒潮の分流が流れるため、一年のほとんどの時期で、 魚の成長に適した非常に温暖な海域となっています。

須崎市の歴史

高知県中央部、土佐湾に臨む市。1954年(昭和29)須崎町と浦ノ内、多ノ郷(おおのごう)、吾桑(あそう)、上分(かみぶん)の4村が合併して市制施行。 JR土讃(どさん)線、国道56号、197号、494号が通じる。2002年(平成14)には高知自動車道が延長され、須崎東、須崎中央、須崎西の各インターチェンジがある。 市域は須崎湾沿岸を中心に展開し、中心市街地の須崎は、新荘(しんじょう)川河口左岸に発達した砂州上にあり、古くは州崎とも記された。 中世以来、港として発達、戦国期末には、四万十(しまんと)川上流域の津野山郷、新荘川流域に勢力をもった津野氏の城下集落も形成した。 市域の三方は山地で、新荘川や小河川の流域にわずかに平地があり、主として蔬菜(そさい)の施設園芸農業が行われる。 山地、丘陵地では小夏などの柑橘(かんきつ)栽培もみられる。ミョウガ栽培は全国有数の販売額となっている。 古くから沿岸漁業が盛んであったが、現在は、野見湾を中心とするタイやハマチなどの養殖業に重点が移った。(『『須崎市史』(1974・須崎市)』より引用)

野見湾の写真

野見湾の景色
野見湾の景色
野見湾での漁業
野見湾での漁業